自己制御ヒーティングケーブル

概要

自己制御ヒーティングケーブルには、導電性カーボン配合のポリマによる発熱抵抗体が内蔵されています。 この発熱抵抗体の特性により、低温時には抵抗が減り出力が増大し、高温時には抵抗が増え出力が減少します。 異常加熱の心配が無く、重ねて使用することも可能です。
ケーブル長全体に沿って、発熱抵抗体内の平行導線間に電路が形成されており、並列回路を成しています。 自由に長さを切って使用することができるので、現場での施工が容易です。
酸・アルカリおよび有機物等に暴露される一般区域や、 1種および2種危険場所、第一類および第二類危険個所にて、電気ヒーティングシステムとして使用することができます。

ヒータ種類 最高保持温度 耐熱温度
BTV 65℃ 85℃(電源ON/OFF、間欠、累計1000時間)
QTVR 110℃ 110℃(電源ON)
XTV 121℃ 250℃(電源ON/OFF、間欠、累計1000時間)
KTV 150℃ 260℃(電源OFF)

構造

用途

  • 冬季に凍結する液体
  • 飲料水、工業用水、消火用水

  • 低温で凝固する液体
  • 苛性ソーダ、濃硫酸、酢酸

  • 常温で高粘度の液体を加熱して低粘度にするもの
  • 重質原油、重油、アスファルト、糖蜜、油脂、食用油

  • 常温で個体であるものを加熱して液化するもの
  • 硫黄、ワックス

  • 一定温度範囲内に温度維持しないと、品質が劣化するもの
  • フェノール、ポリマー

  • 低温タンクの基礎近くの土壌凍結防止
  • LPG、LNG、無水アンモニア

  • 屋根または道路の融雪
  • 建物または構造物の床面や壁面の加熱、暖房
  • フロアヒーティング、パネルヒーティング